何をするアプリか
現場ごとに、設計書・図面・座標データ・写真・書類を1か所にまとめて、スマホでぱっと開くための帳面です。
LINEで受け取ったPDFは期限が切れ、メールで送ると他のメールに紛れ、iPhoneの「ファイル」アプリではどこに入れたか分からなくなります。このアプリは、現場を選ぶだけで、その現場のファイルが種類ごとに並びます。
ファイルはこの端末の中にだけ保存します。サーバーには何も送りません。
基本の流れ
- 右下の「+ 現場を登録」で現場を登録します(現場名だけで登録できます。発注者・工期・メモ・リンクはあとからでも)。
- 現場を開き、右下の「+ 追加する」→ 種類を選んで → ファイルを選ぶと、その場で取り込みます(保存ボタンはありません)。種類を「自動」のままにすると、ファイルごとに拡張子で振り分けます(PDFは設計書、画像は写真、SIMA・CSVは座標)。間違えたら、開いた画面の下のバーにある種類の欄で変えられます。
- ファイルをタップすると、その場で開きます。PDFと画像はピンチで拡大、座標ファイルは表になって点名で検索できます。
- いま動いている現場は、一覧の「★」を押すと先頭に固定されます。
開けるファイル
| 形式 | アプリの中での見え方 |
|---|---|
| 全ページを縦に並べて表示。ピンチ・ダブルタップで拡大、右上の欄でページ番号へ移動。 | |
| 画像(JPG・PNG等) | 幅いっぱいに表示。ピンチ・ダブルタップで拡大。 |
| 座標(SIMA・CSV・TXT) | 表で表示。SIMAは A01 行(点番・点名・X・Y・Z)を拾います。上の欄に点名を入れると絞り込めます。Shift_JISでも読めます。 |
| 動画 | その場で再生。 |
| Excel・Word・DXF・SFC 等 | アプリの中では表示できません。右上の「共有・外で開く」で共有シートを出し、端末に入っている対応アプリに渡して開きます。パソコンでは新しいタブで開きます。 |
PDFの表示には、初回だけ表示用のライブラリを取りに行きます。一度開けば、その後はオフラインでも開けます。
図面にメモを書く
PDFか画像を開いて、上のバーの「メモ」を押します。道具を選んで、描きたいページの上でなぞります。スクロールして別のページにも描けます。
- 矢印:指したい場所から指を置いて、線を伸ばしたい方へなぞります。離すと、線の端に書く文字(測った値など)を聞かれます。空欄なら矢印だけになります。
- 文字:書きたい場所をタップして、文字を入れます。
- 〇:囲みたい範囲を斜めになぞります。
- 赤・青:これから描くものの色です。
- 矢印・文字・〇は、1つ描くと選択が外れて、指1本でスクロールできる状態に戻ります。続けて描くときは、もう一度選びます。選んだ道具をもう一度押しても外れます。拡大・移動は指2本でもできます。
- 描いた物を直す:描いた物をタップすると選択され、白い丸(つまみ)が出ます。矢印は両端、〇は四隅、文字は端の白い丸を引っぱると、長さ・向き・大きさが変わります。本体をなぞると移動します。選んでいるときは「修正」(文字)「削除」が出て、赤・青を押すと色も変わります。何も無い所をタップすると選択が外れます。描き終わった物は、そのまま選択された状態になります。
- 戻す:最後の操作(描く・動かす・大きさを変える・消す)を1つずつ取り消します。
「メモを画像として保存」を押すと、メモを書き込んだページを画像(JPG)にして、同じ種類に別のファイルとして保存します。メモを描いたページが2つあれば2枚になります。名前は「元のファイル名_8頁_20260929メモ.jpg」のように、ページと日付が付きます。元のPDFは変わりません。同じ日に同じページをもう一度保存しても上書きせず、「(2)」を付けて別のファイルで残します。メモをやめるときは左上の「戻る」を押します。
メール・LINEで届いたPDFを、共有からそのまま入れる
Android(Chrome):一度だけ、Chromeのメニュー →「ホーム画面に追加」(または「アプリをインストール」)をしてください。入れ方を見る それ以降、メールやLINEの添付を「共有」すると共有先に「図面展開」が出ます。選ぶとこのアプリが開き、どの現場・どの種類に入れるかを選んで保存できます。共有先に出ないときは、ホーム画面に追加できているかを確認してください。
iPhone:Safariの決まりで、共有先にこのアプリを出すことはできません。代わりに「ショートカット」を1つ作ると、共有シートから決まったフォルダに落とせます(作り方は下)。落としたあとは、このアプリの「+ 追加する」→「ファイルを選ぶ」で iCloud Drive › 図面展開 › 受信 を開けば並んでいます。
iPhone:ショートカット「図面展開に送る」の作り方(1回だけ)
- 「ファイル」アプリで、iCloud Drive の中に
図面展開フォルダ、その中に受信フォルダを作ります。 - 「ショートカット」アプリを開き、右上の「+」で新規作成します。
- 上の名前を「図面展開に送る」にします。
- 「i」(詳細)を開き、「共有シートに表示」をオンにします。「共有シートの種類」は「PDF」「イメージ」「ファイル」にチェックを入れます。
- アクションを追加します。「ファイルを保存」を検索して足します。
- 「ファイルを保存」の中の「保存先を尋ねる」をオフにし、「保存先」を
iCloud Drive › 図面展開 › 受信にします(入力は「ショートカットの入力」のままで構いません)。 - 「完了」で閉じます。
使うとき:メールやLINEでPDFを開く → 共有 →「図面展開に送る」→ このアプリの「+ 追加する」→「ファイルを選ぶ」→ ブラウズ → iCloud Drive › 図面展開 › 受信 から選ぶ。受信フォルダは、入れ終わったら時々空にしてください。
iPhoneでファイルを入れるとき
- 「ファイルを選ぶ」を押すと「ファイル」アプリが開きます。iCloud Drive、ダウンロード、各アプリのフォルダから選べます。
- LINEで受け取ったPDFは、LINE側で開いて共有 →「"ファイル"に保存」をしてから、このアプリで選びます。
- 「写真・動画」からは、写真アプリの中身とカメラを選べます。
- ホーム画面に追加すると、アプリとして開けます(Safariで開き、画面の下の「…」→「共有」→「表示を増やす」→「ホーム画面に追加」→「追加」)。入れ方を見る
保存先について
スマホ:ブラウザの中に保存します。ブラウザのデータを消すとファイルも消えますので、控えは「設定」→「全現場をまとめて共有」で取ってください(1つのファイルにまとまります)。
パソコン:現場の画面にファイルやフォルダをドラッグ&ドロップすると、その場で取り込みます(いま選んでいる種類に入ります。「すべて」のときは拡張子で自動)。一覧の画面では、現場のカードの上に放すとその現場に入ります。
パソコン(Chrome・Edge):フォルダを選んで保存できます。「現場名/種類/ファイル」のフォルダが切られ、エクスプローラーでそのまま見られます。エクスプローラーから直接放り込んだファイルも、上の「再読込」で拾います。
パソコンで整理したものをスマホへ移すときは、パソコン側で現場を開いて「設定」→「この現場の情報を共有」で保存したファイルをスマホへ送り、スマホの「設定」→「共有されたファイルを取り込む」で読み込みます。同じ現場名があれば、その中にファイルを足します。
困ったとき
- PDFが開かない:電波の無い場所で初めてPDFを開こうとすると失敗します。一度電波のある場所で開いてください。「共有・外で開く」で端末のビューアに渡す方法もあります。
- ファイルが多くて重い:ブラウザ内の容量は「設定」の画面で確認できます。終わった現場は、現場を開いて「設定」→「この現場の情報を共有」で控えを取ってから消すと軽くなります。
- 座標が表にならない:カンマ区切りかタブ区切りの行が5行以上あれば表にします。それ以外は文字のまま表示します。
ご意見・不具合報告
紹介記事(note)のコメント欄にお寄せください。現場の声で育てていくアプリです。
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